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 行政書士試験


 銀行からお金を借りると利息が取られます。例えば、年7%の利率で100万円を1年間借りたならば、7万円の利息が付き、107万円返さなくてはなりません。

 具体的な利息の計算

  ・利率年10%の場合、1月1日から6月30日までの利息はどのくらい?

    「半年分だから10%÷2=5%だろう」と考えると間違いです。
    正しくは
      通常、1月1日から6月30日までの日数は
       31+28+31+30+31+30=181(日間)ですから、
       10%×(365日分の181)= 約4.959% になります。
       これに借りたお金をかけると利息がでます。

       うるう年のときは、分母を366にして、さらに分子に1加えてください。
        通常は上記のように日割計算しますが、月割計算の場合もあります。
        その場合は10%×(12分の借りた月数)で計算します。


  ・1月1日23時に10万円借り、同年1月2日1時に返した。
   契約書での返済日は1月2日となっている。
   この場合、何日借りたことになるのですか?


    正解は2日間です。
    借主はお金を受け取った日からその利用ができるので、
    特約がない限り、お金を受け取った日からその利息が付きます。
    もし、契約書に「1日間貸す」取り決めがあれば、1日分の利息になります。


  ・お金を借りると必ず利息が付くのですか?
   
    銀行など金融機関からお金を借りると特約がないかぎり利息が付きます。
    しかし、お金を借りた場合に必ず利息が付くわけではなく、
    親友にお金を貸した場合は、利息を付ける約束をしない限り、
    その親友から利息をとれません。
  
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