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不動産登記とは 不動産登記は、不動産の状態や権利関係を公示するものです。 不動産登記には土地登記と建物登記があります。 1不動産の登記記録は「表題部」と「権利部」に分かれ、権利部はさらに「甲区」と「乙区」に分かれます。 記録内容は次のようになります。 ○ 表題部−表示に関する登記が記録される部分 (不動産の所在、用途目的、面積など) ○ 権利部−権利に関する登記が記録される部分 (甲区・乙区に関する事項) ○ 甲 区−所有権に関する事項 (所有者・買戻しなど) ○ 乙 区−所有権以外の権利に関する事項 (抵当権など) 不動産を購入する場合は登記簿の次の欄をチェック! (業者の話や登記簿を見るだけではなく、現地で物件をみることも忘れずに) ・不動産の所有者は誰か?→甲区、甲区がないときは表題部 (所有者ではないのに売買契約をしていることも) ・差押えがないか?→甲区 (差押え手続きが進めば不動産を失うことあり) ・抵当権が付いていないか?消滅しているか?→乙区 (競売されると不動産を失うこと、銀行融資が受けられないことあり) ・賃借人がいないか?→乙区 (不動産を利用できないことあり) ・所有権移転仮登記がされていないか?→甲区 (不動産を失うことあり) 登記事項証明書の交付等 法改正により、登記簿謄本・抄本に代えて登記事項証明書が発行されます。また、登記簿の閲覧に代えて登記事項要約書が発行されます。 登記事項証明書は誰でも交付を受けられ、郵送でも請求できます。 <手数料> ・登記事項証明書の交付 1通 1,000円 (10枚を超える場合、5枚ごとに200円加算) ・登記事項要約書の交付 1通 500円 (5枚を超える場合、5枚ごとに100円加算) ※ 謄本は全部の写し(コピー)、抄本は一部の写しという意味です。 ※ 手数料は登記事項証明書等の請求書に「登記印紙」をはって納付します。 不動産登記情報交換サービス このサービスにより、不動産の管轄登記所以外であっても、最寄りの登記所から登記事項証明書の交付を受けることができます。 例えば、仙台の登記所から、東京の土地の登記事項証明書を受け取ることができます。 インターネット登記情報提供サービス このサービスにより、登記情報を、インターネットを利用して、自宅や事務所のパソコンで確認することができます。 登記事項証明書の交付を受けるより低価格で登記情報を得ることができます。 例えば、全部事項なら480円、所有者情報のみなら170円です。 ※ 詳しくは、インターネット登記情報提供サービス(リンク)へ |
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